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2017
08.16

rouge et noir

Category: ビーズ
DSCF4404.jpg
フランスのガラスビーズ。
ちょっと格好良く「rouge et noir」なんてタイトル付けましたけど、グーグル先生の翻訳で「フランス語で赤と黒ってなんて言うんですかー?」って聞いただけです(-∀-)
フランス語なんて「ボンジュール」ぐらいしか知らんわな(-∀-)

DSCF4408.jpg
いや、まぁ、赤と黒って言っても、赤と灰青って感じなんですけどね。

こちら蚤の市でイドラさんでお買い物させて頂いて、その後、馬喰町のCO-(コー)さんでイドラさんが出張出展されてた時にも追加で購入させて頂いたもの。
色と良い、形と良い、なんか凄く好みでしてね。

手元にちょっと置いておきたいビーズだったんです。(大抵そうだよね)




さて、前回の話の続き。

前回、なんであんなとこで「続く」にだったかと言えば相方帰宅して夕飯だったから(´∀`σ)σ
ちょっとした思い出話だったのに、お優しいお言葉も頂戴してしてしまって恐縮です。

では、続き。

バイトを終えて父の家に帰り、貸し与えられた二階の部屋に行った私が見た物は、首にタオルを掛けて満足そうに汗を拭う父と、一番下の段の一部を残して、大量の木材片と貸した本棚の無残な姿でした。

人間って予期せぬ出来事にぶつかると本当に頭が真っ白になるんだなー、と思った瞬間でしたよ(笑)

もうね。頭真っ白で。
え? なに? 何が起こってるの? なんで本棚ないの?
そんな事を思うのですが、もう、思考がぐるぐるしちゃって何も言葉が出てこない。

は? って思いながら、部屋の奥を見れば、バイトに行く前まで本棚にきっちり収まっていた本達が無造作にゴミ袋の中に詰め込まれておりました。

なに、やってんの……?

目の前の光景が理解できなくてそう尋ねた私に父は達成感に満ちた顔で言いました。
「こんなもの部屋にあったら部屋が狭いだろ。本棚はお父さんが買ってやる。あと、本も多い。本当に必要なもの以外は捨てろ」

きっと、今の私ならこう言うでしょうね。
「……あのさぁ。そう言う事って先に言わない? なんで娘に無断で娘の部屋に入って形見の本棚解体してんのよ。これ、ばーちゃんに貰った凄く大事なもんだったんだけど?」
でも、きっとこれは、今の私だから辛うじて言えるものだろうな。

当時、二十歳にもならん小娘にゃ、冷静になれる余裕なんざ微塵もありませんでしたよ(笑)
自分でも何を言ったのかは分かりませんが、とりあえず父親に向かって「何してやがる! ○○野郎!!」とか叫んだ記憶があります。(←、これ、伏せ字の意味あるかしら?)
もうね、一気に真っ白から真っ赤。頭ん中が。
カーッ!! っと血が上って、涙もぼろぼろ出てきて、泣きながら父親に向かって怒鳴りまくってました。
で、父も父で昭和の男なもんでね。
自分より下に見てる相手にそんな事言われて、直ぐに頭に血が上って。
怒鳴り返されて、平手で一発。

騒ぎを聞き付けた後妻さんが階段駆け上がって来て、とりあえずもう一発を構える父を止めに入りました。
そんで私に言いました。
「○○ちゃん、お父さんに謝りなさい!」ってね。

こっちとしてみりゃ、それにも「は?」って感じで。
ざけんじゃねぇぞ!! なんで私が謝んなきゃいけねぇんだよ! って叫んだのは覚えてる。
(若かったなー(´・ω・`;))

でも、なんかその言葉聞いたら、逆になんにも言葉が出て来なくてね。
そっからはもう何も言えなくてただただ泣きじゃくるばっかりでした。
父は顔を真っ赤にして私を殴ろうとする。
何故か後妻はそんな父を泣きながら止める。
「お父さん! ○○ちゃんも反省してるから!」

いや、してないって。と今の私なら盛大に突っ込みますね。

で、そんな大騒ぎの中、突然現れたのは叔母でした。
父の二人いる妹の、下の方。

「……何の騒ぎ?」

父の家って予め誰か来ると分かってると鍵をしないんですよね。
だから、叔母も到着してそのまま家に入って、騒ぎを聞きつけて二階に上がってきました。

で、辺りを見渡して、なんとなく察したものはあったのでしょう。
「とりあえず、兄貴も、○○も、あと後妻さんも落ちついて」と静かに言いました。

でも、ほぼ全員頭に血が昇ってる状態で、そんな事言ったって誰も聞きゃしませんって(´・ω・`;)

「こいつが俺に逆らうからだ!」って父が叫んだのを切っ掛けに、私は家を飛び出しました。
飛び出して、そのまま住宅街の路地裏でずっと泣き続けてました。

途中で子供連れたお母さんが、たまたま私を見つけちゃって、ぎょっとしながらも「だ、大丈夫?」って声を掛けてくれたんですが、もう、私他人に気なんか使ってらんなくて。
「放っておいてください!」って言ってそのままそこでわんわん泣いてました。
子供とお母さんは「……どうしよう」って気配を漂わせながらなんかずっとぐるぐる近くに居て(笑)
ちょっと泣き疲れたら冷静になってきて。
去るに去れないお母さんに「あ、すみません。大丈夫です。嫌な事があって泣きたかっただけなんで」って言ったら、そこでやっとホッとした顔して去ってくれました。

いやー、あの時のお母さんには大変申し訳ない事をした。
それを凄く反省。

二、三時間ぐらいですかね?
悔しくて泣いて、泣きやんで、また泣いて。
で、最終的にもうなんか、疲れすぎて全部どうでもいいわ、ってなった所で家に帰りました。
本当は、もう違う家族が住んでるばーちゃんの家に帰って「ここは私の家だから返して!」みたいなドラマみたいな事とかしよかと思ったんですが、そんな事したって、相手の家族が困っちゃいますからね。
やめときました(* ´ ▽ ` *)

家の前まで帰ったら、叔母が家の前にある小さな公園のベンチに座って待ってました。

「あんたの気持も分かるけどさ、兄貴はああいう人なんだから。あんたが大人になんなさいよ」

叔母の口から出たこの最初の言葉でそれまでまだ完全に止まってなかった涙がぴたっ、って止まりましたよね。
本当に「え、涙って実は結構自由自在?」って本気で思ったぐらいに(笑)

叔母にはなんて返したかな。
なんか、ああ、だか、うん、だか、そんな事しかもう言わなかった気がします。

で、叔母に連れられて家に戻って。
父はまだカンカンで。
何故か後妻は泣いていて。(←なんでお前が泣くんだよ、と結構本気で思いましたけど)

父に「生意気な事言って、ごめんなさい」って謝って。
「ガキのクセに俺に向かって生意気な口ききやがって! 次にそんな口きいたら追い出すからな!」で、一件落着。


もう十年以上も前の事なのに、思い出せば結構色々と覚えているものですね。
思い出話、と一言で言うのは結構あれな話だったかもしれませんが、もう、今の私にとってはただの思い出話。

結局本棚もクローゼットも私の手元には残りませんでしたが、結局残らなかったって事はそういう事だったんだろうな、と思ってます。
あ、そうそう。本棚はね、なんだかんだで父、買ってくれたんですよ。
組み立て式の小さなやつ。
結局、持ってた本の四分の一も本棚に入らなくて、その時に本も色々と手放しちゃいましたけどね。

昨今、テレビやネットで家族の趣味が理解できないからって、家族の居ない間に集めてた物を勝手に売ったり捨てたりするって話を良く聞きますが、それって本当にやったら駄目な事だと思ってます。
それってある意味、それを集めて、大事にしてる人の心まで手放しちゃう行為になるんじゃないかな、と。
そんぐらいの事の重大さを分かってやってたらそれはそれで凄い悪人ですけど、そう思ってない人が多い所が怖い所だな~、と思っちゃいます。
私の様に悔しさとか憎しみで這い上がりつつ(笑)、表面上は笑顔で、でも心の奥底に暗いものがとぐろを巻いている様なタイプならいいんですけど(あんまり良くないか?)、それができない人ってのもいるんですよね。
何かがぽっきり折れちゃう人もいないわけではないですからね。
まぁ、そういう私も「そんな事もあったなぁ」って思い出話にするのに十年かかってますし(笑)

いやぁ、ここまで長々とすみません。
ビーズの紹介記事で何を書いてるんだ……と呆れられたかもしれませんが、こんな事書いちゃう私でも今は綺麗なビーズを好きなだけ好きなように集めて結構楽しくやってます、ってだけの話です。

ま、それもどうなのよ、って感じかもしれませんが、なんか近頃色々と思い出して語りたくなってきた時期なのかも。
気楽に気軽に「そう言えばこんなことがあったんだよねー」って気分だったんです。

ちなみに父との思い出は父の家に居た一年弱の間に色々作りまし、た? いや、作らされました、かな。
(父とは人生の中でトータル二年も一緒に暮らしてないんですよ)
あの一年弱はほんっとうに自分にとっても濃ゆい時間だったと思います(笑)
色々と学んだ中で、今でも教訓の一つにしてるのは「夏の公園野宿はマジでおススメできない」です。

以上、終わりまーす。

はじめましての方もいつもの方もお読みいただきありがとうございます(´ω`人)
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コメント
ぬおお、続きありがとうございますm(_ _)m

血が繋がっているから同じように物事を感じられるかと云えばそんなことは決してなくて、なんていうか、他の人の好きだというものを頭から否定しない人間になりたいものですよね…(遠い目)
nokaさんが好きなものを貫かれている結果、現在があるというのは素晴らしいことですね。

そして本日のビーズ。
黒…灰青の方、うっすら透明感あるのがとてもキレイですねえ( 〃▽〃)
赤も鮮やか過ぎず、シックで素敵。
キレイなビーズは手元にあると云うだけで嬉しいですよね( *´艸`)
うぃかdot 2017.08.17 01:18 | 編集
>うぃかさん

おおお、こちらこそお読み頂きありがとうございますm(_ _)m
コメントも本当にありがとうございますm(_ _)m

言ってしまえば血の繋がりなんてさほど関係ないんですよね。
血の繋がりや家族をを大事にする気持ちが分からないわけではないんですが、ただ、そればっかりが全てじゃないな、と。
私の場合は家族って枠組が結構負担になる事が多くて、それで色々嫌になっちゃった所があるので余計にそう思います。
私にとって父はある意味反面教師の存在です。
尊敬できる部分もありますが、それでも「こういう人にはならないようにしよう」って思わせてくれる所の方が多くて、本当に多くて(笑)
人を否定しないって、難しいけど、出来ればしないでおきたいですよね。

今は好きな物を好きだ! て言って好き勝手出来てるので本当に幸せです。
父の家に居たらきっと何をするにも「また勝手に捨てられたら嫌だな」って思いながらなので、何も出来なかったかも。

ビーズもお褒め頂きありがとうございます!(←私は買って紹介してるだけですが(笑))
このビーズ、すんごくお気に入りなんで、うぃかさんにそう言ってもらえると余計嬉しい(*^.^*)
そうなんです。特に作品に使わずとも眺めてるだけで癒される。
こういう癒してくれるものって大事ですよね。
nokadot 2017.08.17 10:51 | 編集
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