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2017
03.26

庭師を終えて。

Category: ものづくり
3月7日から12日まで高円寺の自由帳ギャラリーさんにて開園していた、ひとときの空想の薬草園について。
やっと感想を書き終えました。
(もう二週間前の話じゃん、ってツッコミは無しの方向でお願いします。想いが色々ありすぎてまとめられなかったんですよ。もっと長かったのを、色々削ったりもしてました(笑))

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本当に素敵で素晴らしい企画展でした。(語彙がなさすぎてこれ以外の言葉が出てこない……)
最終日、終わってしまうのが本当に勿体なくて「ああ、終わらなければいいのに」なんて思ったり。
でも、きっとこの薬草園はここで終わるからいいんだろうな、なんてちょっと詩的な事を思って浸ったりもしました(笑)
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なんかね、それが許される空間なのだと思いました。

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LOVE.....?(ラブドット) さんの本物の花びらを使ったピアス。
色合いと、これ他では見れないっすよ、って雰囲気にやられました(笑)

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こちらは糸結花人*coiffure*さんの虹色霞草のブローチ。

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この細かさ、半端ない……。

上の二点は最終日にお迎えさせていただいた素敵な作品たち。
本当はもっとたくさんお迎えしたい物がありましたが、叶わず。
宝くじが当たるか、富豪と結婚するしかないのか……、ととっても残念な気持ちですよ……。

でも、ピアスと虹色霞草とmoyonekoさんの透明花標本をお迎え出来て、とても嬉しい(* ´ ▽ ` *)

ちなみに感想は、予想通りに長くなったので折りたたんでおきます(笑)


【空想薬草園】。
凄い企画に参加させて頂いていたんだな、と今でも思うのです。

空想薬草園の事を知ったのはツイッターでした。
当時は今のような秋色。のアカウントと言うわけではなく、趣味やら日常をぽつりぽつりと呟いて、後は好きな作家さんをフォローして情報収集したくてはじめただけでしたが、ある日フォローしている作家さんが空想薬草園の事をリツイートしていましてね。
すぐにツルカワさんのブログに飛んでコンセプトやその雰囲気から「素敵な企画だな。いつか私もこんな企画に参加出来たらいいな~」なんてぼんやりと思っていたのです。
ぼんやりと思う程度で「まぁ、たとえ私が応募したって選ばれる事なんてないでしょ」とも思ってました。
だって世の中にはたくさんの素敵な作家さんが居て、そんな方々が参加されるものだと思ってたんです。
だから、その時は何もしませんでした。これが、九月のお話。

応募してみよう、と思ったのは丁度二年続けた派遣先を辞めて、一応次の仕事の面談も終わって仕事の開始日まで家でのんびりしていた時でした。
数日間の休息。家事とか読書とかやる事はそれなりにあっても、終わらせてしまえば後は好き勝手し放題な自分の時間。
なので、アクセサリー作ってました。
その時に、ふ、と空想薬草園の事を思い出したのです。
それが10月5日でした。
あれ? あの企画の申し込み期限っていつまでだっけ?
そう思って調べてみれば、丁度その日が公募期間最終日。
仕事を続けていたら、きっとそのタイミングで思い出す事も無くて、きっと何もしないままで終わっていたんだと思います。
でも、たまたまそのタイミングで私は家にいて「今なら準備出来る! よし! 応募だけでもしてみよう!」と勢いに乗ったわけです。
今までそういった事で前向きに動いた事なんてなかったのに、この時ばかりは行動が早くて自分でもびっくりです(笑)
応募のメールを物凄く緊張しながら、何度も書き直して見直して、そして送る写真も物凄く悩んだ記憶があります。
空想薬草園、……薬草、……植物。
ガラスのビーズで表せる植物。
チェコビーズには植物モチーフが色々ある。よし、あれで行こう。
そんなわけで応募の時にはベルフラワーを使ったブレスレットの写真ともう一点、勢いで作ったシンプルなストールピンの画像を送りました。
えいや! とメールの送信ボタンを押して、ふ、と気が抜けて。
応募だけでもしてみるか、と決めたのがお昼過ぎ。メールを無事に送り終えたのは陽の暮れはじめた頃でした(笑)
ここまでくれば、もう応募しただけでかなりの達成感に包まれてました。
そして、その日の内にツルカワさんから応募受付の連絡メールを頂いて「……わぁ、自分本当に応募しちゃったんだな。なんて言うか、小さいけれど一歩を踏み出してみたんだな」と思いながら凄い満足して眠ったわけです。
審査の結果は10月中旬頃。
きっと駄目だろうな。でも、あんなに真剣に悩んで応募内容考えて写真も選んで、の時間はとっても楽しかったな。自分、やろうと思えば出来るじゃないか。よし、また違う企画とかあったら応募してみよう。なんて思ってたわけですが、次にツルカワさんから頂いたメールには「ご参加お願い申し上げます」の文字が。
メールタイトル見て「んぁ!?」と謎の声を出し(笑)、何度も何度もメールを見返しました。
そして、とりあえず頬とか抓ってみましたよね。
痛いな。っつーことはこれは夢じゃないね。現実だね。
と思って、夜に帰宅した同居人に伝えたら、「おめでとう! 良かったね!」ととても喜んでもらえたのです。
なんだかまだ夢を見ているようだな、なんて思いながらツルカワさんに返信して、それから初めての出来事が色々と、けれど確実に進んで行きました。
ツルカワさんから頂くメールで全体のスケジュールを知り、下見の事も含めて企画展に向けての事が決まっていく中、ずっと気持ちがワクワクしっぱなし。
途中、ちょっと仕事で色々あってかなり沈んでしまったり思考が停止してしまった事もありましたが、今思えば「企画展には絶対参加したい、そしてやりたい事をやるんだ……」と言う思いがあったからこそ、そこらへんの事も乗り越えられたように思います。
初めて自由帳ギャラリーさんを訪ねさせて頂いたのは12月18日(土)。
高円寺、学生の頃はよく遊びに行っていたのですが、成人してからは足が遠のいていた場所でした。
しかも、自由帳ギャラリーさんのある方向へは一度も行った事が無くて。
携帯のマップナビ頼りに時間に遅れないように、と向かいました。
自由帳ギャラリーさん、凄く素敵な所で、こんな素敵な空間で企画展が開催されるのか! と滅茶苦茶はしゃいでました。
その日、ツルカワさん、ななついろ洋品店さん、はしながようこさん、鏡安希さんとはじめましてのご挨拶をさせて頂きました。
みなさんとても穏やかなお人柄で、出会ったばかりなのに不思議とほんわりした気分になりました。
全員が集まってから、ツルカワさんからの説明が始めって、気になる所を質問したり、自分のスペースを確認して写真を撮ったり、サイズを計ったり。
私以外の三人の作家さんはこれまでもイベント事に参加された経験のある方ばかりで、自分のスペースを黙って見つめて「ここに作品を並べられるんだ……」と感動に浸ってばかりいた私とは違って、恐らくこの時点で何点ほど作品を並べるのか、どういう配置にするのか、等を細かく見ていらっしゃったのだと思います。
そんな皆さんの姿を見て、「凄いわぁ」とここでも感動に浸っていた私。
ちなみに私が唯一気にしてツルカワさんにお聞きしたのは、トイレの場所でした(笑)
いや、在廊の時にトイレ行きたくなったらどうすんだろ、って真剣に考えたんですよ。
3月なんてきっとまだ寒いだろうな、と。
お聞きしたらすんなり解決したので、一安心でした。
下見の後は皆さんと高円寺のお洒落なカフェに。
下見に行く前まで「お茶とかして皆さんとお話して、色々聞かせてもらえたら嬉しいな~」なんて思ってたんですが、まさかの実現にとても浮足立ってましてね。
今思い出しても「変な事、口走ってなかっただろうか……」と考えちゃいます。
 
下見の後はもっぱらメールでのやり取りがメインになって、他は黙々とデザイン考えたり、制作に打ち込む日々。
あれを作ろうか、いや、これも捨てがたい。
でも、こっちの方がもっと薬草っぽくない?
なんて、あれこれ考え過ぎてまとまらないまま時間だけはどんどん過ぎて行きました。
まだまだもう少しあるから大丈夫~、と思ってるうちに気付けば十二月が終わって年が明け、一月が過ぎ、二月が過ぎ……。
合間に転職も二回ほどしてたので、三月はあっという間に訪れました。
(本当にびっくりするぐらいにあっという間だったんですよ……)
 
開園当日の朝、出勤する方々に混じって什器やら作品を抱えて高円寺の自由帳ギャラリーさんに向かいました。
今日から始まるんだ。どんな素敵な企画になるだろう、とやや寝不足気味の頭で歩いてました。(結局、遅くまで最終チェックとかしちゃったもんで)
ギャラリーに着いたら既に作業をされてる人影が。
下見の時にお会いしたツルカワさんとはしながさん、お手伝いに来てくださったツルカワさんのご両親と、その日「はじめまして」のcocoon&koさんにご挨拶させて頂いて、届いた荷物や梱包材のごった返す中で設置開始。
作業している間に糸結作家*coiffure*さん、stillさん、LOVE.....?(ラブドット)さん、鏡さんが到着されて、そこまで広くないギャラリーの中でわいわいがやがや。
自分のスペースの設営と確認が終わった人から、遠方で来られない作家さんの設置と確認をお手伝いしたり、お互いの作品見合ったりしてきゃっきゃうふふしてました。
賑やかで凄く楽しい時間でした。まだお会いして二回目だったり、その日がはじめましてだったりするのに、そんな事を感じさせないくらいの和やかで不思議に居心地の良い空間でした。
開園までの時間はなんだかんだであっという間で。
「もう、そろそろ開園の準備をお願いします」とツルカワさんから言われて、それでもまだ皆で、お会計机はあっち? いや、こっち? ラッピング資材はどうすれば見やすい? 梱包材の収納どうしようか、なんて本当に結構ぎりぎりまでギャラリーの中は騒がしかったです(笑)
荷物とか片付けて、お客さんに入ってもらえるような状態になったら今度は扉を開けるまでは皆で撮影大会が始めってまた大騒ぎ。
何もなかった空間に、そうやって出来あがっていった空想薬草園と言う一つの場所に、凄く感動しましたし、とても尊く感じました。
そうやって作り上げた空間で、たくさんの素敵な出会いをして、たくさんのお話を聞けました。
ある意味、今後自分がどうしていきたいのか、みたいな事をぼんやりながらも形として捕えて「挑戦してみよう」と思えた機会でもあったのだなと、思います。

本当はね、ツルカワさんや作家さんたち、来てくださったお客さんとの会話とか、色々思い出を書き綴っていきたいのですけれど、それ書くとものすごく長編になっちゃうのでやめときます(笑)(←この長さでも頑張って削ってるんですよ(笑))
でも、本当にとても素敵な企画に参加させて頂いたのだ、と言う気持ちでいっぱいです。
嬉しい事にうちの子達も数点旅立っていってくれて、誰かが見てくれた、選んでくれた、とそれにも感動。

多分私は「作品を売りたい」って言うよりも誰かと「作る事」や「作りあげる事」を共感したかったのだと思います。
それが空想薬草園で、まずその企画展を作り上げる事、作家さんたちとの間で空想薬草園に向けて作品を作った事、つくったその場所、作品を皆さんと共有・共感出来た事で、もうなんか満たされた感じ。
空想薬草園に向けて色々進めてた時は、正直その後の事なんて微塵も考えてなかったんですよ。
また空想薬草園みたいな素敵な企画があれば応募してみようかな、それまでは今まで通り好きに作って、時々友人にオーダーをもらうぐらいでいいかな、と。
でも、空想薬草園に参加させていただいて、作る事へのパワーを頂いて、嬉しい言葉も色々頂いて、背中も押して頂けて。
「もっと作品を見てもらえたら素敵だな」と思う様になりました。
もう少し挑戦してみるのもありだよね、と思う様になりました。

私にとって空想薬草園はそんな素敵な気持ちを持たせてくれた、素敵な企画展でした。
そんなわけで、まだまだ作品作りも、そして始めたばかりの委託も色々楽しんで行こうと思います。

あと、今回の事を通して、今年は前から言っている通りに色々なハンドメイド系のイベントを覗きに行かせて頂こうと言う思いが強くなったので、実行しようと思います(やっと、ね)
五月のデザフェスにも行きたいと思うし、ツルカワさんもギャラリーも楽しみです。
今回ご一緒させていただいた作家さん方の個展や、参加されるイベントもチェックして、行けるものにはお邪魔してこようと思います。
そうしよう、と思う切っ掛けも今回の企画で頂けたものです。

最後になりますが、主催のツルカワ様、作家の皆さま、来てくださったお客様、お手伝いに来てくださったご家族の方々、友人たち、同居人。
本当にありがとうございました。
色々な方々の力が重なって集まって作り上げられた素敵な企画に参加できたことに、心から感謝申し上げます。

長々と思いを綴ってしまいましたが、空想薬草園、本当に本当に素敵でした!!
ありがとうございました!!
機会があれば、是非また参加してみたいです!
(ここまで読んで下さった方も本当にありがとうございます!)

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最終日、moyonekoさんの作品たちを抽選と梱包の為に並べて、記念撮影。
やっぱ可愛いな~(*≧∪≦)

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差し入れの桃ジュース、大変美味しゅうございました! ありがとうございます!
「山形代表」の文字にその場でいた皆さんと一斉に「凄くない?」とざわっ、としたのも良い思い出です(* ´ ▽ ` *)
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